【収益と利益】の違い~売上から費用を引いているか否かの違い

【収益と利益】の違いは、
売上から費用を引いているか否かの違いです。

収益と利益の違い
収益と利益の違い

より詳しい解説は以下よりご覧ください。

目次

【収益と利益】の違い

収益とは?

「収益」とは、企業が商品やサービスを販売した際の売上高のことを指します。

収益=売上高

次に利益について解説します。

利益とは?

「利益」とは、先に説明した収益から経費を差し引いた後に残る金額です。

利益=売上高-費用

以下の章では、飲食店を例にあげて説明します。

【収益と利益】の具体例と計算方法

収益の具体例と計算方法

ある飲食店の1ヶ月間の売上が10万円だったとします。

この10万円がその月の「収益」です。

この飲食店の収益を具体的に表すと以下のようになります。

項目金額
収益(売上高)¥100,000
収益の具体例と計算方法

利益の具体例と計算方法

次に、「利益」について説明します。

利益は、収益から全ての経費を差し引いた後に残る金額です。

飲食店の場合、費用には以下のようなものがあります。

費用の種類詳細
原材料費
(食材の仕入れ)
料理を作るために必要な材料の費用。
例えば、1ヶ月の原材料費が3万円だったとします。
人件費
(従業員の給料)
従業員への給料やアルバイト料。
これが1ヶ月で2万円だったとします。
管理費
(光熱費、家賃など)
電気やガスの光熱費、店の家賃など。
これが1ヶ月で1万円だったとします。
費用の種類と詳細

これらの費用を収益から差し引くと、実際の「利益」がわかります。

利益の計算式は次のようになります。

利益 = 収益 – 原材料費 – 人件費 – 管理費

具体的に計算してみましょう。

もし収益が10万円で、上記の費用がかかった場合の計算はこうなります。

項目金額
収益(売上高)\ 100,000
原材料費\ 30,000
人件費\ 20,000
管理費\ 10,000
利益\ 40,000

計算式に当てはめると

利益 = 100,000 – 30,000 – 20,000 – 10,000 = 40,000

このように、収益から全ての費用を差し引いた後に残る金額「利益」となります。

まとめ~【収益と利益】の違い:売上から費用を引いているか否かの違い

【収益と利益】の違いは
売上から費用を引いているか否かの違いでした。

収益と利益の違い
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